動物性栄養素が多いドッグフード

犬にとって一番重要な栄養素は血や骨、筋肉、被毛など体の大半の臓器で必要なタンパク質で、人間の約4倍もの量を必要とするとされています。
そんなタンパク質をしっかり摂取するには動物性栄養素が多いドッグフードを与える事が大切です。

動物性栄養素

タンパク質を補給するための原料には、肉や魚、卵などの動物性原料とトウモロコシや小麦、大豆など植物性原料とがあります。
犬は植物性原料に比べ動物性原料のほうが消化吸収率が高いため、動物性原料を多く使用したフードが推奨されています。
動物性栄養素をしっかり吸収するためにも、動物性原料が全体の50%以上を占めているフードがオススメです。
原料の割合は記載していない限り不明ですので、パッケージに記載する義務のある栄養成分表にて判断して下さい。

タンパク質量計算

犬は体重1kgあたり4.8gのタンパク質を必要とします。(成犬の場合)
フードの給餌量と成分表のタンパク質成分値とで、フードに含まれるタンパク質量を計算する事が出来ます。

例えば体重5kgの犬は、5kg×4.8g=24gのタンパク質が必要となります。
フードの給餌量が100g、タンパク質成分値が28%のフードの場合、100g×0.28=28gのタンパク質量がフードに含まれてる事となります。
(フード給餌量は100gあたりのカロリーと愛犬の必要カロリーとで計算できます。)
これは5kgの子の必要とするタンパク質量である24gを上回っています。
このフードが動物性タンパク質のみを使用している場合、28gのタンパク質をほぼ吸収できていると考えて問題ないと言えます。

植物性栄養素の危険

動物性原料に比べトウモロコシや小麦などの植物性原料は単価が安く、ドッグフードを安価で製造するのに最適な原料です。
しかし植物性原料の吸収率は50%ほどとされており、せっかくあるタンパク質を無駄にしてしまいます。
例えば先ほどのフードが植物性タンパク質のみを使用している場合、28gの50%である14gほどしか吸収できません。
そうなると必要とする24gを下回ってしまうため、栄養不足となってしまいます。

植物性原料は胃腸にも負担がかかるため、ドッグフードは動物性原料を主原料としているものを選んであげるようにして下さい。

タンパク質が不足すると体温の低下に繋がり様々な病気に罹患しやすくなります。
また健康な皮膚が作れないために皮膚病になったり、健康な内臓を作れないため内臓疾患にもかかりやすくなります。
そうならないためにもドッグフード選びは大変重要で、動物性栄養素が多いドッグフードを選んであげるようにして下さい。
動物性原料であってもミートミールなど粗悪な素材は栄養素がまったく無いため、品質のよいフードから選んで下さい。